2017年7月20日木曜日

最小限の機能だから価格も納得 ~ 『メチャライト NH』 ~


コンビのA型・軽量ベビーカー

『メチャライト NH』を紹介します。

    

≪ どんなベビーカー? ≫

①2017年7月下旬に発売
②2輪キャスターベビーカー
③衝撃吸収素材「エッグショック」なし
④本体重量:4.6kg
⑤対象年齢:生後1カ月~3歳頃(体重:15kg以下)まで


車輪(直径:14cm)が大きくて
ハイシート(53cm)なA型ベビーカー。

ハンドル位置の切り替えで

お子さんが進行方向へ向く
「背面」タイプから

お子さんと向かい合う
「対面」タイプに

変えて使うことができます。

2輪キャスターは固定のため
切り替えはできませんが

自動4輪キャスベビーカーより
部品数は減るので

本体重量は軽くなります。


★小回りや操作性に優れている
自動4輪キャスベビーカーに対して

2輪キャスタータイプは

お子さんの足元側の車輪だけにしか
キャスターを搭載してません。

対面で使う場合だと

キャスターがある車輪が

進行方向と逆の位置になるため

ベビーカーを押している時や

小回りや方向転換する時の操作性が
落ちてしまいます。

『メチャライト NH』の機能は最低限。

2輪キャスターの欠点の他に

快適な姿勢を保てる
立体のインナークッション

「ダッコシート」や

衝撃吸収素材「エッグショック」が
付属ではありません。

シート内部にこもりやすい

お子さんの背中から出る
熱気や湿気を放出するための

通気口が無い代わりに

日よけの幌にメッシュ窓があるので

お子さんの様子を見ながら

幌内の通気を良くすることができます。

この日よけの幌は

紫外線に強い生地を使用しています。

夏の太陽光も安心だし

汗などで汚れやすくなるシートも
洗濯機で丸洗い可能。

出し入れ口が広いカゴも活躍しそうです。
(容量不明/耐荷重:5kg)

購入しやすい価格は

確かに魅力ではあるけれど

搭載する機能を制限することでの低価格。

毎日頻繁に使う用よりも

おじいちゃん・おばあちゃんの
お家で使う用など

セカンド的な目的に向いてます。

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2017年7月18日火曜日

側面の衝撃対策がされた『クルリラ』 ~ 『クルリラ AC』 ~


アップリカ「クルリラ」シリーズの新型

『クルリラ AC』を紹介します。


≪  どんなチャイルドシート? ≫

①2017年7月上旬に発売
②側面からの衝撃に強くなった
③取付方法を選ぶことができる
④本体重量:14.8kg
⑤対象年齢:新生児~4歳頃(体重:18kg以下)


「クルリラ AB」の後継モデルです。
(2016年発売)

スポーティな感じの「AB」に対して

『クルリラ AC』はシンプルデザイン。

自動車の座席にも馴染みやすい
アースカラーを取り入れた

全3色が用意されています。

旧モデル「クルリラ AB」の記事はこちら


≪  対応してる安全基準は? ≫

新しい安全基準「UN-R129/00」に
合格しているため

左右からの衝撃にも強い構造ですが

承認された『クルリラ AC』の安全基準は

UN基準(UN-R44/04)のみです。


★近年発売のチャイルドシートは
「ISOFIX固定」中心です。

お子さんが生まれるからと

新車に買い換えるご家庭もあれば

ISOFIXアンカーを搭載してない
型式の古い自動車を

愛用しているご家庭もあります。

この『クルリラ AC』

ISOFIXアンカーを搭載している
搭載してない関係なく

車種適合さえ問題なければ

取付できるチャイルドシートです。

旧モデル「クルリラ AB」から

「マモールシートクッション」と言う
インナーシートの名称が

「肉厚まも〜るクッション」に変更。

また、今回から新しく搭載されたり
改良された機能は無いため

前向き・後向き共に動かせる
7段階リクライニングや

お子さんの頭部にフィットして
振動や衝撃を緩和させる

衝撃吸収素材「マシュマロGキャッチ」

通気性に優れているだけでなく

体圧分散する働きも持っている
三次元スプリング構造体

「ブレスエアー®」も引き続き

クッション材として使用されています。

「ブレスエアー®」は
   東洋紡株式会社の登録商標です


旧モデルに比べ『クルリラ AC』
シート部分の形状が

少し細くスマートに見えます。

シートカバーの色やデザインから

目の錯覚でそう見えるだけだと
思っていましたが

本体サイズが変わっていたので

見間違いではないようです。

  幅474mm → 440mm

ほんの少しだけスマートになった
『クルリラ AC』でした。

  NEW!!「クルリラ AD」の記事はこちら

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2017年7月1日土曜日

2017年モデルも5.4kgを維持 ~ 『ランフィ(Runfee) RA7』 ~


ピジョンの自動4キャスターベビーカー

『ランフィ(Runfee) RA7』を紹介します。

    

≪ どんなベビーカー? ≫

①2017年6月23日に発売
②軽い走行と操作性を体感できる
③ベースシートとカゴを改良
④本体重量:5.4kg
⑤対象年齢:生後1カ月~3歳(体重:15kg)頃まで


『ランフィ(Runfee) RA7』

2016年発売の「ランフィ エフ」を
ベースにして新しくなった

「ランフィ」シリーズの2017年モデル。

ベースシートのうち

汚れやすい頭部の部分だけを
面ファスナーで取り外して

洗濯機で洗えるようになったり

シート下のカゴ(バスケット)が
前後から出しやすい

出入口が広いタイプになりました。
(容量:16L/耐荷重:5kg)

本体重量・サイズ・定価は

「ランフィ エフ」と変わりません

「ランフィ エフ」の記事はこちら


≪ ベースシートが2つに分れる? ≫

頭部と背中~座面部分に分れます。

透湿性や通気性に優れている
高機能クッション材

テイジン「elk(エルク)」を使用した

「リバーシブルシート」や
「ハグットシート S」もあるので

ベースシートが頻繁に汚れることは
少ないと思いますが

汚れた部位によっては

ベースシート丸ごと取り外して

洗う必要が無くなるので

お手入れしやすいかもしれません。


★ベビーカー市場のシェアを

12.6%(2015年度)までアップさせる
きっかけになったのが

2014年に登場した「ランフィ」です。

コンビとアップリカ合わせて
80%ほどの市場なので

2014年:3% → 2015年:12.6%

そして2017年7月には17.4%と
伸び続けているのは

大きなシングルタイヤで

段差も軽々乗り越えて
走行したいというコンセプトに

共感して選ばれた結果だと思います。

対面と背面の切り替えで
可動するキャスターが変わる

オート4輪切替機能や

走行する時に受ける上下の衝撃。

段差に乗り上がる時などで
前方から受ける衝撃にも対応した

「スイング式サスペンション」と

空気のチューブを搭載した
シングルタイヤ(直径:16.5cm)によって

走行性抜群の『ランフィ RA7』

ピジョンの他のモデルも含め

ベビーカー市場のシェアを

どれくらい伸ばしていくのか見物です。

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