上部スライダー式カッター
PLUS(プラス) 『オランテ』と
コクヨ 『フレーヌ』を比較してみました。
≪ 基本スペック ≫
【 オランテ(ORANTE) 】
メーカー名:PLUS(プラス)
発売日:2016年10月20日
スライダーの位置:上部
チャイルドロック:あり
カラー:全5色
いろいろな使い方ができる
指かけリング付き
【 フレーヌ(FLAN) 】
メーカー名:コクヨ
発売日:2011年6月2日
スライダーの位置:上部
チャイルドロック:なし
カラー全4色
ポケットなどに挟められたり
刃を折る溝があるクリップ付き
刃を出し入れ操作するスライダーが
本体上部にあるので
右利きでも左利きでも使いやすく
刃を横向きで使う時には
握り方を変えなくても
そのまま使うことができます。
≪ カッター刃の特長 ≫
【 オランテ(刃を折らないタイプ) 】
刃幅:9mm/厚さ:5mm
刃の全長:約650mm/ホルダー除く
(実質使用範囲:約450mm)
材質:ステンレス製
加工:表面にデコボコ加工
全面にフッ素コート
別売替刃:1枚入りパック
替刃がホルダーに入ってるので
刃に触れないまま
まるごと交換と処分ができます。
【 フレーヌ(刃を折るタイプ) 】
刃幅:9mm/厚さ:0.38mm
刃の全長:約850mm
(実質使用範囲:約650mm)
材質:炭素鋼(鉄と炭素が主成分の鉄鋼材料)
加工:2段階刃付
(折れや欠けにくくする加工)
刃先のみフッ素加工
別売替刃:5枚入りパック
「フレーヌ」の付属になっている
携帯用の刃折ケースか
別売の替刃入りケースで刃を折るか
刃の根元部分にはめてある
ホルダーを使って
新しい刃の交換をする
※刃の全長・使用範囲は自己計測
★ほとんど毎日のように
さまざまな厚みがある紙類を切る
仕事で使っていた
『フレーヌ』と『オランテ』の
個人的な感想を書きます。
『フレーヌ』は5年くらい使用。
刃の材質は「炭素鋼」という
他社製カッターの刃や
包丁にも使われる金属素材です。
フッ素加工は刃先だけなので
切れ味が落ちるのが早かったと思います。
よく見たらサビも少し出来てたし・・・
滑り止めラバーは劣化すると
ポロポロとめくれてくるように
表面が剥がれてきました。
使用頻度が多かったから
劣化も早かったのかもしれません。
以前の記事にも書きましたが
『フレーヌ』を床に落とした時
クリップ付きキャップが
取れやすかったし
出入口(金属製)が変形して
刃が出せないこともあったので
仕事上で使うのでなく
ご家庭で使う向きだと思います。
現在使用中の『オランテ』は
(2年くらい・刃は1度交換)
刃の交換タイミングに迷うくらいで
何か取れてしまったり
どこが壊れたなどの問題は
今のところはありません。
コクヨでない他社製カッターの
5枚入り替刃のうち
3枚にサビが出てしまったので
処分したことがあります。
刃を折る機会が少なければ
替刃を使うまでの期間も長くなり
保管状態によっては
サビが発生しやすくなるため
替刃が1枚売りになってるのは
良いことかもしれません。
梱包や包装で紙類を切ることが多い
職場で働く人であれば
常に切れ味が良い状態でいたかったり
気づかないうちに欠けたり
作業中に折れてしまうなど
カッター刃に関するトラブルを
避けたいと考えると思うので
そのような業務の方や
本体に刃を収納したまま
動かせないように固定できる
チャイルドロックを必要とする
小さなお子さんがいらっしゃる
ご家庭にも向いてます。
⇒ 『オランテ』の記事はこちら
⇒ 『フレーヌ』の記事はこちら
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2018年3月14日水曜日
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