次世代のチャイルドシート安全基準
『UN-R129/00 (i-size)』 は
どんな基準なのか調べてみました。
≪ どんな安全基準? ≫
①ヨーロッパでは 2013年7月から施行
②2018年までは現行基準と併用(予定)
③通称は「i-size」
④側面衝突テストを導入
⑤車への設置はISOFIX固定のみ
欧州(ヨーロッパ)基準「ECE R44/04」の
次の世代の基準となる
『UN-R129 (通称 i-size)』 は
側面からの衝突に対応した試験を
新しく採用したり
使用期間の見直しや
表示方法などの変更により
お子さんへの頭や体を守るための
安全性を高めつつ
お子さんの成長に合わせた変更が
正しく行えるようにすることや
シートベルトでの取付ミスを減らす
目的があります。
≪ 「ECE R44/04」とは? ≫
道路運送車両の保安基準の改正により
欧州基準「ECE R44/04(UN-R44/04)」が
2006年10月に導入されました。
(2012年7月に完全移行)
その当時、日本で行っていた
独自の安全基準よりも
さらに厳しい試験内容になってることや
海外の規格と統一することで
海外メーカーの自動車にも
日本国内で販売されている
チャイルドシートを
取付できるようになりました。
★『UN-R129/00 (i-size)』 が
日本に導入されたのは2014年1月。
当分の間は「ECE R44/04」と
併用となる新しい安全基準です。
『R-129 (i-size)』 の側面衝突試験に
対応したチャイルドシートは
いくつか販売されていますが
国内メーカーで
次世代の基準を完全に満たしているモデルは
アップリカの回転型シート
「クルリラ R129」のみとなってます。
(2016年11月現在)
『UN-R129』 に適合したシートは
『UN-R129』 に適合した自動車の
ISOFIXでないと
座席への取付ができません。
⇒ 「クルリラ R129」の記事はこちら
次は現在の安全基準である
「ECE R44/04」と
次世代の基準となる
『UN-R129 (i-size)』 の違いについて
もう少し説明してみたいと思います。
⇒ 新しい安全基準『UN-R129/00(i-size)』とは? Vol.2はこちら
⇒ TOPへ
2016年12月8日木曜日
登録:
コメントの投稿
(
Atom
)
0 件のコメント :
コメントを投稿