コンビのフラットになるチャイルドシート
『クルムーヴ スマート ISOFIX EG JL』と
『THE S ISOFIX EG ZA』を比較してみました。
≪ 基本スペック ≫
【 クルムーヴ スマート ~ JL 】
商品名:クルムーヴ スマート ISOFIX
エッグショック JL
発売日:2019年7月下旬
セパレート構造:なし
リクライニング:前後向きとも3段階
本体重量:12.2kg/12.1kg
適応体重:18kg以下まで
参考年齢:新生児~4歳頃
グレード:JL-590(カラー:全3色)
JL-540(カラー:全2色)
適合基準:UN R44/04
【 THE S ~ AZ 】
商品名:ホワイトレーベル THE S
ISOFIX エッグショック ZA
発売日:2019年12月下旬
セパレート構造:あり
リクライニング:前後向きとも5段階
本体重量:13.7kg
身長:40~105cm
適応体重:19kg以下まで
参考年齢:新生児~4歳頃
グレード:ZA-670
カラー:全4色(初回限定 1色含む)
適合基準:UN R129/03(i-Size)
【 共通事項 】
固定方式:ISOFIX限定
ヘッドレスト:8段階調節
幌:あり(UVカット生地を使用)
グレードにより大きさが異なる他に
さらに『クルムーヴ スマート JL』は
遮光性があり車内の音も軽減できる
インナークッション:あり(仕様が異なる)
エッグショック:あり(使用範囲が異なる)
※「EG」は衝撃吸収素材「エッグショック」の略
★『クルムーヴ スマート EG ISOFIX JL』と
『THE S ISOFIX EG AZ』は
左右どちら側からも回せたり
フラット近い状態までシートを倒せる
ベッド型チャイルドシート。
でも、大きな違いが3つあります。
・安全基準
・セパレート構造
・リクライニングの角度
国内での販売が許可されているのは
日本の安全基準をクリアした
チャイルドシートだけ。
『クルムーヴ ~ ISOFIX EG JL』は
現行の安全基準「R44」
『THE S ISOFIX EG ZA』は次世代基準
「R129」をクリアしています。
安全基準の違いを簡単に説明すると
「R44」は、お子さんの「体重」
「R129」は、お子さんの「身長」で
チャイルドシートの後向き・前向きの
切り替え時期が異なるのと
また次世代基準「R129」には
「R44」に含まれていない
側面衝突にも対応していることです。
「セパレート構造」は
チャイルドシートのベース部分と
シート部分の2つに
分離できる構造のことです。
サポートレッグ(支えるための脚)や
回転機能を搭載している
チャイルドシートの重量は
10kg以上と非常に重いため
他の自動車への頻繁な載せ替えは
あまり向きません。
セパレート構造の『THE S ~ ZA』なら
ベース部分とシート部分を分けて
座席に取り付けられます。
2つのパーツに分かれるから
それぞれ運びやすくなるのと
自動車の座席に乗せた時に
(特にベース部分)
一体型よりも視野が広がるので
ISOFIX固定しやすいです。
リクライニングは『THE S』が
前向き・後向き共通で
5段階に動かせられます。
『クルムーヴ スマート』よりも
2段階多く動くので
まったく、またはほとんど使わない
角度もあるかもしれませんが
シートを絶妙な角度に調節できます。
クリアした安全基準は異なるけれど
お子さんへの安全面を考えたら
前方や後方側だけでなく
ドア側(側面)の衝突にも強く
急にお子さんの体重が増えたとしても
身長で見極めができる
『THE S ISOFIX EG ZA』を
選びたくなるかと思います。
でも、普段使用している自動車に
ISOFIXアンカーがあっても
「R129」に適合してない場合は
『クルムーヴ スマート』しか選べません。
どちらのシートを選んだとしても
どのような状態で使用していたかや
自動車事故の内容によっては
どこまでお子さんを守れるかも
変わっていくので
正しい使用と安全運転が大切です。
⇒ 「クルムーヴ ~ EG ISOFIX JL」の記事はこちら
⇒ 「THE S ISOFIX EG ZA」の記事はこちら
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2020年2月3日月曜日
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